犬に似てる

「待て」はしないが「お手」はする。

犬に似てる(自己紹介)

私のことである。

犬に似てる。

たぶん4歳のときだったと思う。中途で通いはじめた幼稚園で、いきなりこう言われた。相手はたぶん同い年の女の子だったと思う。もしかしたら年上だったかもしれない。名前も覚えていない。気の強そうな表情だけは覚えている。ちなみにびしっと指をさされて言われた。

私は当時から犬が好きだったのでうれしかった。家に帰るなり母に「幼稚園で犬に似てるって言われた!」と報告したが、母は「まあ失礼な!」と驚いた様子だった。

そうか、犬に似てるとは「失礼にあたる」ものなのか。

そう理解したものの、どうにもこうにも犬は好きだし、自身が戌年なこともあって「犬に似てる」んだろうな~とぼんやり思ったまま大人になった。

周りからもだいたいがそういう評価。

たぶん、本当に犬に似てるのだろう。

好きになったひとは好きなまま、嫌いになりきれない。自分からは決して裏切らない。たまに噛みつくこともある。甘噛みもする。気質もたぶん犬。

ただ、モニターとして行ったエステで初対面のお姉さんに「いぬきさんって犬顔ですよね!」と言われたときだけはびっくりした。

 

犬顔 #とは

 

友人からは「ゴールデンレトリバーに似てる」と言われている。

顔も犬に似てるのかもしれない。